[コメント] 修羅雪姫(1973/日)
「ありえね〜」設定の主人公を具現化させてしまった梶芽衣子さんの存在につきます。睨みつける時の表情ではもの凄い目つきをしますが、ときおり見せる不安げなまなざしが超いいです。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ラストの嗚咽は修羅雪姫という「嘘」を押し通す迫力があった。このカルト作品を少し斜めから観ていた私を、あれがこの世界に押しとどめてしまった。あの時、雪の凄まじい宿命を一瞬本気で受けとめてしまった。どんなに嘘っぱちでもあれは正しい、そんな感じ。
最後の仇を殺すシーン。黒沢年男が相手にだきつき身動きをとれなくしているところを、脇のほうからエイッと刺すのかと思ったら、彼ごと串刺しにしたのには絶句した。(だから躊躇してたのか…なんでなかなか向かっていかないのかわからなかった…。でも、なんでそうする必要が…案の定浅くしか入ってないし…。)
黒沢年男もそのつもりじゃなかったらびっくりしただろうな。雪…違うって…グフゲフ。
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