話はまあ既視感まるだし、というか『キャリー』だよねってことでストーリーについてはもういいかな。でも３人の若い男優とアシュリー・ヒンショウはこの後も色々と出るんだろうなと思わせる存在感だった。意外とドラマでちゃんと見せたのもよかったし、尺の短さが功を奏した。（バジェットの問題が大きかったのだろう）。

また謎は謎のままだったわけだけど、はっきりいってどうでもいいし。期待通りすぎて初見とは思えないくらい。

ああ、でもアンドリューの閉塞感や孤独感の元凶とも言える同級生たちの殺戮もなかったし、結局親父も死んでないのか。じゃあキャリーではない。要するにアンドリューは周囲に馴染めずカメラ越しに世界を見る距離感が心地よくて、時に攻撃的になるのはコンプレックスで、でも根っこは優しい人間で童貞で死んだ。ゲイだったのかもなあ‥せつなすぎるよ。

中高生あたりがこれを観て何を感じるんだろ。これってまるっきり超能力を持ったヤツの話じゃないよね。