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[コメント] キャットウーマン(2004/米)

やはりバットマンなしだとキャットウーマンの魅力は半減すると言う印象。また映画自体がダークさよりも、ポップで明るい作りで、ストーリーが軽い感じなので、バートン版キャットウーマンに思い出のある人にはお勧めしにくい。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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キャットウーマンの活躍を描いたアクション映画。

やはり、バットマンなしだと、キャットウーマンの魅力は半減すると言う印象。そもそもキャットウーマンの行動原理は、自由気ままだから、『バットマン・リターンズ』ではバットマンとペンギンという善悪が存在していたからこそ、そのどちらにもつかず、敵になったり、味方になったりするキャットウーマンの存在が引き立ったのだが、この作品では悪は存在しても、善という部分が存在しないため、キャットウーマンが善に立たざるを得なくなっている。しかも、敵となる相手も取り立てて超能力を持っているわけでもない(一応、化粧品の効果で皮膚は頑丈だが)40代の社長夫人だから、最後の対決にしても今ひとつ迫力がない。

昔の自分のことを好いてくれるローン刑事との恋の葛藤にしても、『バットマン・リターンズ』でのバットマンことブルース・ウェインとの恋の葛藤に比べると、やや弱い。

映画自体もダークさよりも、ポップで明るい作りで、ストーリーが軽い感じ。

(評価:★3)

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