[コメント] マリー・アントワネット(2006/米)
終盤重いドラマにするぐらいなら、前半から真面目に描いて欲しかったところ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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マリー・アントワネットの宮廷生活を描いた映画。
青春、恋愛、夫婦愛、子育て、生活の日常、歴史、どれをとっても描き方が中途半端な印象で、映画の中で一番描きたいものというものが見えてこず、マリー・アントワネットの人間像に迫れたとは言い難い。ただ、宮廷生活の垂れ流し映像を見せられただけで、ストーリー展開の起伏に乏しい。
最初はコメディ的な展開だったのに、徐々に歴史に沿った人間ドラマとなり、最後は市民が暴動を起こし、マリー・アントワネットが家族とともに宮殿を去ったところで終わる。
終盤重いドラマにするぐらいなら、前半から真面目に描いて欲しかったところ。
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