[コメント] スリー・トゥー・タンゴ(1999/豪=米)
社長の愛人に恋しながらも、勘違いからゲイのふりをしなければならない状況になり、彼女に思ったようなアプローチが出来ない主人公の姿には、ちょっと切なさを感じさせられ、いい味を出している。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
仕事相手の社長の愛人に恋してしまった男のラブコメディ。
仕事相手の社長の依頼で愛人の監視役を頼まれた主人公が愛人に恋してしまう展開だが、単純に主人公と社長の愛人の女性との恋愛に走らずに、愛人に恋してしまった主人公と彼をゲイだと勘違いしている社長と愛人の奇妙な三角関係を作っているところが面白い。ギャグ演出のセンスもなかなかよかった。
またキャラ的にエイミーに恋しながらも、勘違いからゲイのふりをしなければならない状況になり、彼女に思ったようなアプローチが出来ない主人公オリバーの姿には、ちょっと切なさを感じさせられ、いい味を出している。演じるマシュー・ペリーの演技もなかなか上手かった。
ただ、チャールズがオリバーにエイミーの監視を頼んだ理由がオリバーがゲイだからエイミーに近づけても安心だからというもなのだが、ゲイだからと言って女性に確実に恋しないとは限らないのだから、一切オリバーにエイミーをまかせっきりにするのは、嫉妬深い彼の性格を考えるとちょっとありえない行動だと思うし、社長なら新たに監視を雇う余裕だってあるわけで、普通ならオリバーたちに新たに監視をつけるような気がする。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。