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[コメント] 青髭八人目の妻(1938/米)

ルビッチ監督の作品としてはオチが盛り上がりに欠けるがシナリオはビリー・ワイルダーということでかなり素晴らしい出来に仕上がっている。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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プレイボーイの男と結婚した女の夫婦生活を描いたコメディー映画。 クローデット・コルベール演じるヒロインと8度目の結婚をするプレイボーイの主人公をゲーリー・クーパーが好演。 自分は良い女と思って結婚したのに彼女が自分が8度目の結婚と知ったとたんにやきもちを妬かれふてくされる演技はなかなか面白い。 クローデット・コルベールもコメディの常連と会って演技も堂々とした貫禄があって、結婚してから彼が甘えても彼の嫌いなネギを口に沢山ほおばった後にキスするという嫌がらせの演技もなかなか面白く演じている。 ストーリー自体はこの2人が惹かれあうきっかけも結婚に踏み切る展開も唐突だが彼が実は8度目の結婚であってそうとうのプレイボーイであることをしってからことごとくかみ合おうとしないストーリー展開はなかなか面白い。そこらへんはビリー・ワイルダーが脚本いうことだけもあって良かった。しかしラストのオチに関しては盛り上がりに欠けた。 映画としては主役の2人がかなりコメディ馴れしている感じで演技も息がピッタリ合っていて申し分なし。

(評価:★4)

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