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[コメント] 食べて、祈って、恋をして(2010/米)

映画としては、女性の人生の再出発までを描いた作品というより、占いを信じて占いの結果通りになるように思いつきで旅をする痛い女性のロードムービーとして見た方が納得できると思う。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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充実した生活を送っているはずなのに満たされないものを感じる女性が、一新して自分探しのたびに出る映画。原作者の回想録の映画化。

正直、人生に行き詰った女性の人生を見つめ直す旅を描いた作品なのだろうが、そのきっかけがあまりにも金持ちの余裕というか、贅沢な悩みという印象が強く、主人公にあまり感情移入できない。

結婚生活そのものが旅を始めるきっかけならまだしも、その後も新しく恋人は出来ているし、その恋人とも上手くいかなくて旅を計画するというのも、結局のところ、序盤で仕事で来たバリでの占いを妄信して、占い通りに人生を歩んで現実逃避したいだけという気がしてしまう。

さらにその旅の過程も、イタリアでおいしい料理を食べながらイタリア語を学ぶとか、自分に都合よくインドで瞑想に耽るとか、バリで自然を満喫するとか、傍目から見るとただ異国の観光を楽しんでいるだけっぽく、本当に人生について悩んでいるのかも疑わしくなってしまう。

最後に人生について見つめ直したリズがバリで出会ったフェリペと結ばれるのも、占いの結果とこじつけて満足したいだけという印象しか持てない。

映画としては、女性の人生の再出発までを描いた作品というより、占いを信じて占いの結果通りに思いつきで旅をする痛い女性のロードムービーとして見た方が納得できると思う。

ジュリア・ロバーツを主役に各地でロケーションしたプロモーション映画という雰囲気がなくもない。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)プロキオン14[*]

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