自殺を決断した大学教授の１日の様子を描いた映画｡

長年付き合っていたゲイの恋人を失った喪失感から癒えず､死を決断した大学教授が､いつもように１日を過ごすが､大学で講義を受けていた男子生徒との出会いによって､死の決断を鈍らせる展開｡

主人公のジョージは最後には大学の生徒ケニーのおかげで自殺を思い留まらせたのに､最終的に心臓発作で死んでしまうのは何か切ない｡

『アバウト･ア･ボーイ』の時よりと比べるとかなり大人っぽくなったニコラス･ホルトが大学生のケニーを好演｡ジョージとの掛け合いの時の仕草などが男性なのだが魅力的でジョージが気になってしまうのも納得してしまった｡