[コメント] ザ・プラマー 恐怖の訪問者(1979/豪)
主人公の行動にそれなりに納得の出来る過去設定などがなされていればいいのだが、それが無いので展開がかなり不自然すぎて、サスペンスの演出も素直に楽しめなかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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配管工に嫌がらせを受ける女性のサスペンス映画。
配管修理に来た男が、一向に直す気配も無く、主人公の女性の私生活に関わってくるなど、行動がエスカレートしてゆき、主人公が焦燥感を募らせてゆく展開。
この手の映画で理屈をこねても仕方ないが、結局のところ主人公ジリーは、配管工の行動や言動が怪しいと思った時点で管理局や警察に問い合わせればよかったのに、なぜ我慢してやり過ごすのか理解できない。少なくとも嫌なら管理局に別の人に変えてもらえるか尋ねるぐらいはしてもよかった気がする。(後半になって、ようやくそういう展開になるが)
主人公の行動にそれなりに納得の出来る過去設定などがなされていればいいのだが、それが無いので展開がかなり不自然すぎて、サスペンスの演出も素直に楽しめなかった。最後もジリーが私物を利用して、マックスに窃盗の罪をでっち上げて逮捕させるオチで肩透かし。
展開的には、マックスが配管工を装った犯罪者だったのか、ただ協調性のない人物だったのかは、はっきりして欲しかったところ。
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