[コメント] 家の鍵(2004/伊=仏=独)
映画的というよりは文学的な作品。原作に忠実なのか、はたまた原作を超えられなかったのか。[有楽町朝日ホール (イタリア映画祭2005)]
文学的というのは、例えば物語の舞台の選択に表れている。ベルリンという、言葉の通じない外国では、同じイタリア人同士のこの二人は相対的に距離が近くなる。会話が噛み合わなかった親子が心を通わせていくにはちょうどいい場所だろう。しかし、それをそのまま映画でやるというのは、個人的にはどうも違和感が残るのだが。
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