[コメント] おかあさん(1952/日)
主人公は誰? あ、やっぱりおかあさんなのか。そうかそうか。[ラピュタ阿佐ヶ谷]
話にあまり起承転結のようなものがないので、ストーリー的にはちょっと「?」ではあるが、成瀬巳喜男ならではのユーモアや技巧が随所に見られて楽しい。ただ、タイトルと違って話の中心が田中絹代演じる母親ではなく、香川京子の長女に傾いているような気がするのは私だけだろうか。
田中・香川といえば、前年の『銀座化粧』でも共演しているが、この時は姉妹という設定だったのに、この作品では母娘になっているのも面白い(この二人は実際にはおよそ20歳の年齢差がある)。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。