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[コメント] 男性と女性(1919/米)

キャプラ・タッチの作品を想像していたが、実際に観ると単なる風刺劇の枠を超えておらず失望。[Video]
Yasu

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







もし執事クライトンが、島でも変わらぬ態度で伯爵一家に仕えていたら「おお、こいつ人間が出来たヤツだ」と思っていただろう。しかし実際の彼は、「働かざる者食うべからず」の原則を振り回して、主人に偉そうに命令する。

いや、「働かざる者」云々は別にいい。しかし、時が過ぎてみればこの男、女たちに給仕までさせて、自らが王の如く振る舞っていやがる。

テメェが働いてねーだろうが!

何たる変貌ぶりだ。所詮、彼もその程度の男だったということか。

まあ、これがリアリズムだってことなんだろうが、こんなリアリズムは御免蒙るよ。

(評価:★2)

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