[コメント] バウンス koGALS(1997/日)
この国はかくも汚い、しかしそれがゆえに愛するのだ。[★★★☆]
コギャル映画というのはある種の方便ではないかと思う。
新旧織りまぜ、さりげなく収められた美しい日本の風景(巫女、神社、森林公園、etc)と、一見「汚れて」みえる現代風俗との対比(コギャル、渋谷の街、etc)。しかし両者はあくまでも等価であり、同じようなかけがえのなさを抱えている。その「汚れ」の意匠としてひとまずコギャルを選んだだけであって、コギャルの「現実」や「内面」などこの際どうでもいい。だってこれは映画なんだから。
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