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ジェリーさんのコメント: 更新順

★4マルコヴィッチの穴(1999/米)だれか、この人形劇だけ取り上げて一本映画を撮ってくれないかな。(本筋の方は、よくあることだが、この奇抜な発端に拮抗できる終わりになっていない。どうでもいいけど)[投票]
★2史上最大の作戦(1962/米)体感上映時間はTHE LONGEST。これだけのスターをすべて消化不良で使う無駄だらけの超大作。[投票]
★2トゥームレイダー(2001/米)ファザコン娘のおままごと。[投票(1)]
★4メキシコ万歳(1931/露)モノクロの画面の向こう側では鮮やかな原色光が散乱している。強烈さは比類ない。この映画を見た夜、牛の死体をかじる犬や、完全に人間の言葉を話す鸚鵡など訳のわからん夢を見た。[投票(1)]
★4有頂天時代(1936/米)ジンジャー・ロジャースの美しさがシリーズ中でも特に光る。雪のセットの美しさも気が遠くなるほど。[投票(1)]
★4石中先生行状記(1950/日)このおおらかな作品は、夏の夜のんびり見ることを奨める。ものすごくくつろげる。 [投票(1)]
★5インサイダー(1999/米)ローウエルもワイガンスもマイクも実によく悩む、悩む。その「等身大」ぶりに泣けてしまったよ。 [review][投票(8)]
★3静かなる男(1952/米)人情劇でありながら、一人一人の登場人物が人以上の何者かの次元に達している。ジョン・フォード監督にあっては、素手のけんかは、アルカイックなコミュニケーションであり、一種の宗教儀礼である。以下は、ごく簡単な私の「ジョン・フォード」論。 [review][投票(11)]
★3夢千代日記(1985/日)1960年代の高度経済成長時代にデビューし、希代の明朗性と純潔を売り物にした女優が、1980年代にいたり被爆という最も暗うつな状況に耐えて生きる女を表現しているという事実に不思議に感動する。曇り空の下で演技する吉永小百合を60年代に予測できただろうか? [review][投票(1)]
★5ヒズ・ガール・フライデー(1940/米)体中の疲労物質を吹き飛ばしてくれる、抜群にひねりのきいたせりふの応酬。スピーディ・スリリング・スマートの三つの形容詞を最上級にして献呈したい。[投票(1)]
★3栄光のル・マン(1971/米)ドキュメントスタイルの映像と、ありえないアングルから撮影を敢行する映画人魂がスパークした小気味よい作品。いや撮影だけじゃない。構成も、編集もとても斬新だ。これで、人物に深みがでれば4だった。[投票(4)]
★3瀬戸内少年野球団(1984/日)佐倉しおり郷ひろみもおぼろになり、今や夏の日に輝く夏目雅子の面影だけが18年経った今も残っている。出演作品こそ少ないけれど最後の大女優でした。[投票(1)]
★2ジョセフ・ロージー/四つの名を持つ男(1996/日)「赤狩り」の犠牲者だという話は聞いていた。芸名やペンネームではなく「変名」で表現するというつらさはたとえようもないものがあっただろうなあ。[投票]
★4A.I.(2001/米)泣けました。泣けましたけど、これはどうも人間の普遍的な感情を刺激されたのではないと言う予感がある。この映画を見た自分だけが感じているかもしれない心の底に澱のように残るある種の混乱した感情。詳しくはREVIEWで。 [review][投票(8)]
★4逃げ去る恋(1978/仏)ラストシーンで、やっと実年齢においついたかに見える、永遠の少年アントワーヌ・ドワネル。前作をふりかえりつつゆったり進むテンポは、主人公の内面の成熟すら感じさせるのだが……… [review][投票]
★2非情の時(1957/英)映画全体が妙に神経質で、父親の行動にも共感できない。しかし、若き日のロイス・マックスウェル(ミス・マネーペニー)が出演している映画として記憶に……残らないな、やっぱ。[投票]
★1ピアニストを撃て(1960/仏)あきれてものがいえない。指を折って疑問点を数えてみましょう。 [review][投票]
★4ソナチネ(1993/日)死体の処理。警察の不在。降る雨上がる雨。突然の暗殺者。 [review][投票(7)]
★4紅塵(1932/米)淀川長治さんが良く使った「綺麗な綺麗なキャメラ」というフレーズを思い出した。ハロルド・ロッソンの手による、官能的でこくのある画面に見とれ続けた83分。[投票(1)]
★3永遠〈とわ〉に美しく(1992/米)あの大女優メリル・ストリープが、とほほな役になりきっているのが笑える。[投票(2)]