[コメント] パッション(1982/スイス=仏)
映画制作、三角関係、職場闘争、という程度にはテーマとしてくくれるが決して意味総体を表わさない発端も終結もない分節化された断片を提示しながら、映像と台詞を微妙にずらしたり、吃音や東欧への関心を不意に表面化させるあざとさは、映画という世界に別の鉱脈を発見して見せた一級の山師らしい仕事振りだ。
(ジェリー)
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