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[コメント] ドイツ零年(1948/伊=独)

あの延々と続く彷徨は日本においてならば「道行き」という演技になるだろう。一人であって一人ではない、亡き父との最後の散歩。しかし、ロッセリーニは、虫眼鏡で昆虫を覗いているかのような対象への距離感でこの道行きを描く。情緒に溺れぬ即物性がかえって強烈な主張となる。
(★4 ジェリー)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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