[コメント] 野獣の青春(1963/日)
間抜け感が惜しくも漂うが、フリッツ・ラングばりにタフな物語が展開される。ガラスを多用した演出がキッチュでスタイリッシュ。敵役俳優が弱いのが欠点ではあるが椿の花の下に立つ宍戸錠には涙を流す。裏者のアジトが映画館という設定などするから鈴木清順は会社に睨まれたのだろう。
(ジェリー)
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