コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 霧の波止場(1938/仏)

「事情」ある男や女の「事情」の説明はほとんどない。映画が「説明」ではないことを証明するには最適の、明瞭な骨格を持った教本的映画。解釈の規則(コード)は一つだが多様な解釈をとりうる映画もあれば、解釈の規則(コード)が多様な結果として解釈が多様になる映画も存在する。この器の大きさが映画の魅力なのだ。
(★3 ジェリー)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。