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ジェリーさんの人気コメント: 更新順(1/53)

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★4ロシュフォールの恋人たち(1967/仏)ミュージカル映画群の位置づけとしては傍流にありながらも、同じ素材を使いながら本流ハリウッドのミュージカル映画史の順逆を壊して再構築した作品。破壊の爪あとは映画史の深部に及ぶ。その意味で戦慄すべき映画である。 [review]ぽんしゅう, 3819695, 緑雨, けにろん[投票(4)]
★3シェルブールの雨傘(1964/仏)彼らは歌によって自らの出征を伝え、伯母の死を伝え、未婚のままの懐妊を伝えていく。登場人物の夢想の部分を主として担ってきた歌の機能の革命的拡張。その結果、そう珍しくもないプロットに満ちた映画が糞リアリズム映画に堕さずに古雅な神話のような光彩を放つ。ぽんしゅう, 緑雨, けにろん[投票(3)]
★4欲望のあいまいな対象(1977/仏=スペイン)男と女の映画というよりも、女について言及する男の映画。クラブや列車のコンパートメントの中で女について男が語るときの綽綽とした余裕と自信が、女と対峙する当の局面に時制還りしたシーンでは微塵も漂ってこないという描き分けにこそブニュエルの男性観の真骨頂が宿る。 [review]さなぎ[投票(1)]
★4座頭市喧嘩旅(1963/日)かたぎの大店の娘さん(藤村志保)とのやりとりでは、どこか自嘲気味でひいてしまう市さんが哀れを誘う。白目をむくシーンや蝋燭ぎりのパフォーマンスなどお約束事もきまってきた感じ。殺陣はすごくたっぷりと見せてくれる。琵琶を使った音楽も寂寥感をあおる。寒山[投票(1)]
★3もののけ姫(1997/日)「もう、何も読み取ってほしくない」というメッセージ。 [review]緑雨, 赤い戦車, DSCH, Orpheusほか10 名[投票(10)]
★3めし(1951/日)女性は家にいるのが一番って言われ続けて年をとっていく。それを肯定できるときとできないときがあるからこういうドラマが作られる。女優陣が豪華。寒山, 緑雨, picolax[投票(3)]
★1アスファルト・ジャングル(1950/米)緩みに緩んだ映画だ。俳優と背景を映すだけでは映画にならない。同じ一つの部屋を映しているのに、カットとカットの間で、その部屋は一つの持続した舞台であるという演出者の意志が感じられない。役者には手も足もあるのに演技が顔だけでなされてしまっている。ゑぎ[投票(1)]
★5サマー・ストック(1950/米)ジュディ・ガーランドの魅力全開の快作。恋に震える心をこれほど分かりやすく表現できる女優が今いるだろうか。ジーン・ケリーのナンバー“DIG DIG DIG FOR YOUR DINNER”もいいが、やはりジュディ・ガーランドの”GET HAPPY”が作中の白眉。ゑぎ[投票(1)]
★5天が許し給う全て(1955/米)ロック・ハドソンのさりげない登場の仕方にこの作家の真骨頂が露呈されている。物語が予定調和の始点からではなく、全く無意味の任意の1点から始まる! これこそメロドラマの仕掛けの本質ではないのか。現実界とドラマの錬金術のような化合ぶりが美しい。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★5弥太郎笠(1960/日)隠れた傑作。マキノ正博の脚本の把握力、ストーリー全体の構成力、観客のエモーションのマネジメント能力、編集の簡潔性と画面転換の的確性に加え構図、明暗、カッティング・イン・アクションの正確さどれ一つとっても並ぶもののない才能が煌く。 [review]ゑぎ, ルクレ, けにろん[投票(3)]
★5ハイ・シェラ(1941/米)乾いた詩情がギャング映画の持ち味だった筈だが、この映画は人情に濡れた男を描いた異色の傑作。きびきびとした簡潔な画面展開は職人の芸の冴えを見せる。特に、自動車による逃走シーンは、最近の映画の長々としたカーアクションに辟易としている私にとって、お手本としてほしい部分だ。寒山, 3819695, 太陽と戦慄[投票(3)]
★4女の中にいる他人(1966/日)地下の深い地崩れによって地表の水面に突如漣がはしり、大揺れになっていく様子の描写のうまさといったらない。これまでの作風を一変させた巨匠の、晩年に至っての新たな挑戦には敬服のほかない。 [review]寒山, 3819695, いくけん[投票(3)]
★3望郷(1937/仏)主演男優女優の花の持たせ方が完璧なご定法で、この楷書体から後世、発展的継承、引用や模倣とりまぜいったい幾多のフォロワーが出現したのだろう。とはいえ古風すぎる演歌臭漂う演出には辟易しないでもない。地面からの照り返しの強さを照明で見せるセット撮影のうまさは特筆もの。けにろん, りかちゅ[投票(2)]
★3民衆の敵(1931/米)ジェームズ・キャグニーの早い滑舌に音楽を聴いているような快感を感じるうちに、作品をトータルに受け入れてしまう。スターは「すべて」ではなく「切り口」にほかならない。傑作ではないが、愛すべきメモラブルな作品。けにろん[投票(1)]
★5ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル(2011/米)観客をだまし続けるストーリーテリングはシリーズ中随一、CG合成含めた完成度も高く、最近のアクション映画に感じられる既視感とは無縁の次元を飛んでいる。落下へのこだわりが、旧来の映画と大きく変わった。人物が主体的に落ちていくシーンの面白いこと!ゑぎ, おーい粗茶[投票(2)]
★5ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015/米)くたびれてきたとは言え一人の男優が主役張り続けているこのシリーズはやはりえらい。前作の落下の主題を中心に据えたアクションに対して、今回は狙撃や催眠ガスや水中侵入など、多くのシーンが「息を止める」という生理的に困難な状態で主題化されていて、違いを作ろうとしている努力もえらい。さらに⇒ [review]ゑぎ, ロープブレーク, 濡れ鼠, プロキオン14[投票(4)]
★5ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018/米)スパイ・アクションとしては最高の出来栄えだろう。どこまでが生撮りでどこからが特撮なのか判別したい気も失せるくらいシーンに没頭できる。ロケ地の協力をここまで引き出せるリーダーシップにも感動した。色事とグルメに走らないストイックさが、007シリーズとの最大の違いか。ゑぎ, ALOHA, おーい粗茶[投票(3)]
★3緑の光線(1986/仏)普通の娘が、普通の友達と普通に自分本位に付き合い、普通の家族と普通に距離をおいて接し、普通の休暇を普通に不器用に過ごす、ごく普通の生活。その中の意外に深い孤独感が、よく描かれている。こんな普通の娘を演じるのは意外に難しいかも。それと、 [review]緑雨, 埴猪口[投票(2)]
★4恋の秋(1998/仏)うまい。そしてそれをひけらかさない。40歳を超えたいい年をした大人の恋愛をとても軽やかにかつさらりとした味わいに仕上げた。文学臭のするセリフが浮き上がらず、違和感なく日常性に溶け込む技を保持する者は、後にも先にもエリック・ロメールただ一人。けにろん[投票(1)]
★5吸血鬼(1932/独=仏)傑作。正体不明の農夫の持つ大鎌のイメージが全編を支配する。土地と土地の連携を断ち切り、人と人との情報交換を断ち切り、人体とその影とを断ち切る。あらゆるものから遮断された、狂った世界としてクルタンピエール村がほのじろく浮かび上がる。 [review]けにろん[投票(1)]