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ジェリーさんの人気コメント: 更新順(1/52)

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★4あの夏、いちばん静かな海。(1991/日)誰も作らなかった。どこにもなかった。抒情的でひたぶるに暖かいサーフィンにまつわる友愛の風物詩。透徹した観察力と、肩に力を入れない運動神経の掛け算が生んだ宝石のような作品で、主役が喋らないということで映像の雄弁性が二倍にも三倍にも増している。けにろん, ナム太郎[投票(2)]
★4ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男(2017/英)本作品は、リーダーと妻の物語であり、リーダーと秘書の物語として読むべきである。妻や秘書が画面に登場するときに、リーダーの悩みも迷いも映像に浮かび上がる。それにしても、登場人物の「顔」が良い映画である。英国制作映画の最大の美質というべきか。ゑぎ[投票(1)]
★2The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ(2017/米)家内と見に行ったら、家内は大絶賛。こちらはそうでもないと言うと「男にはこの味わかるまい」と上から目線でものをいわれる始末。なんでも家内の言うには⇒ [review]ぽんしゅう, けにろん[投票(2)]
★2復讐するは我にあり(1979/日)脚本の底の浅さを撮影と編集と俳優の演技がものの見事になぞってしまった。加害者行為としての悪行の幅、深み共にこのレベルで見せ続ける意図に疑問を持つ。現在と過去に行きつ戻りつする時制操作に緊張感なく、すべてにわたって鈍感な映画という印象。寒山[投票(1)]
★415時17分、パリ行き(2018/米)原作者と映画との関係のありかたが一挙に革新された。ワンアンドオンリーの形だろう。実録をフィクション視してきた我々の眠った脳をがつんとぶったたく。美談の陰にある凡談を丹念に描きながら、このなんという温かさ。このあと原作者たちはどうなっていくのか、余韻は尽きない。おーい粗茶[投票(1)]
★5インド夜想曲(1989/仏)自分探しに終わってしまうのが海外渡航映画の常套だが、この作品はインドの深層に沈潜して自己発見に至る定式を外し、目的の正当性そのものの崩壊の自覚に行きついてしまう点が個性的。ラストの西欧人同士のダイアローグは実に知的で最上級に典雅な決着の付け方。けにろん, 濡れ鼠[投票(2)]
★2新学期 操行ゼロ(1933/仏)12年間の上映禁止を食らったという金看板の正体がこれか。失望は大きい。独創的な遊戯のテロルを期待したのだが、映画の約束事を破壊する演出技法のテロルも日常の裂け目に楔を打ち込むような俳優達の演技のテロルもなく、映画は凡庸な予定調和的進行に埋没している。けにろん[投票(1)]
★5春のソナタ(1990/仏)この作品を見ることは、言葉の美しい群舞を見ること。言葉たちが衝突や受容や譲歩や承認や拒否を繰り返しながら、人間関係にまつわる我々の貧しい想像力を軽々と重力圏の外まで連れて行ってくれる。脚本や演出の骨の太さには心底しびれる。セント, けにろん[投票(2)]
★3ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ)凡庸な倫理学の霧が全編にたれこめる息苦しい一編になった。テクノロジーを使えば何でもできたはずの制作陣がプレッシャー負けした印象が強い。レプリカントという映画世界の記念碑的異人創出の金字塔となった前作のイマジネーションには届いていない。 [review]クワドラAS[投票(1)]
★4幽霊と未亡人(1947/米)室内照明の典雅さと、ロケ撮影の彫りの深さと、俳優達の演技の繊細さ全てが賞賛に値する。ファンタジーという形式の活用の仕方が実に程よく、女の人生が簡潔ながらリアルなものになった。数十年の時の経過を鮮やかに示して見せた海辺の木の標識は、映画小道具の傑作だろう。動物園のクマ[投票(1)]
★5恋のエチュード(1971/仏)この愛のかたち(おえ〜)は全く納得いかないと映画を見つつ激しく立腹した人もいると思う。そういう私もその一人。そこですでに術中にはまっている [review]けにろん, マグダラの阿闍世王, uyo, よだかほか7 名[投票(7)]
★3三人の妻への手紙(1949/米)画面の95%が室内のシーン。この室内で動き回る登場人物の立ち居振る舞いのなんと面白いこと! 彼らの物理的な距離感の判断が抜群に正確で、この水際立った空間処理に快感を感じる。階層意識や収入差という現実を人間関係の一部に描き込む混ぜ加減も絶品。動物園のクマ, りかちゅ[投票(2)]
★1インセプション(2010/米)この監督の作風かもしれないが理知が勝ちすぎている。ややこしい設定に鼻白むばかり。時間を引き延ばせるという映画の特質をもてあそびすぎた印象。シュールに徹しきった脚本が出来なかったのだろうか?tat, DSCH[投票(2)]
★3スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米)「有る」という以外この映画、コメントのしようもなくなった。キャラの創出と清算に関するためのなさはシリーズ通じて相変わらずだ。月魚, DSCH[投票(2)]
★3家族の肖像(1974/仏=伊)教授の奥底で生涯ひそかに鳴動し続けていたのは「人を欲する」という動物のごとき激情。この映画もまた『ベニスに死す』と同様、発見と啓示の瞬間に挫折、転落していく知識人の物語。気品と美しさが溢れているおかげでこの残酷な短調のテーマを味わうことができた。 けにろん[投票(1)]
★4ブレードランナー(1982/米)かつて大変なじんだ映画。年をとるにつれ、映画に漂う疲労感から離れたくなった。さなぎ, らーふる当番, ローレン[投票(3)]
★4パッション(2004/米)100年目の欲望。 [review]週一本, ミルテ, 死ぬまでシネマ, けにろん[投票(4)]
★2昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966/日)醤油臭さに辟易となる。くっきりとした色合いを好む客層に迎合した色彩設計には、失笑せざるをえないが、高倉健の目に宿る狂的な怒りだけは、この時代の映画遺産として受け取っておこう。けにろん[投票(1)]
★5秋刀魚の味(1962/日)役者が木偶の坊になりがちな小津作品の中で加東大介は、中村鴈次郎・杉村春子と並んで強烈です。東野英治郎と杉村春子の親子は、これまでの作品にない陰惨さで、新たな予感を感じさせているのに。合掌。けにろん, 直人, kiona, ゑぎ[投票(4)]
★2パピヨン(1973/米=仏)再見して凡作に格下げした。逃げることに関して『大脱走』以上にモチベーションを純化しているように見えるが、演出のくそ甘さや眠気を誘う弛緩した演出が見え隠れするリゾート映画に過ぎない。スティーヴ・マックィーンのやんちゃな顔だけを評価。 [review]寒山, サイモン64[投票(2)]