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ジェリーさんのお気に入りコメント(2/130)

アイアン・スカイ(2012/フィンランド=独=豪)★4 「一期目に戦争をした合衆国大統領は必ず再選される」等々、名言満載。たとえB級呼ばわりされようと、この嫌味な志の高さは立派。どこぞの大作のように、これみよがしに特撮シーンが無駄に長かったりしないのも好感。大統領、広報官、女ナチと女優がみなオチャメ。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
アイアン・スカイ(2012/フィンランド=独=豪)★4 たっぷりの毒気がとても心地よい。それなりに気合の入った衣装や、軽く現実社会をおちょくる数々の小ネタも、その毒気をいっそう引きたてており、いい感じ。 [review] (シーチキン)[投票(5)]
ブルーベルベット(1986/米)★5 個人に内存する善と悪、醜と美を基に世界を一つ構築する。リンチの頭の中と言ってしまえばそれまでだが、このミステリアスな世界に私は私の内面も覗いてしまっている。。 [review] (週一本)[投票(3)]
仁義なき戦い 広島死闘編(1973/日)★4 北大路欣也の狂気をはらんだ男気と、それと対を成し受容する梶芽衣子の“女気”。人生の織り成す綾の不思議な美しさ、そして人が画策し転変する運命のむごさ!シリーズ二作目にして仁義なき暴力抗争の本質的悲劇をえぐり出してみせた要の傑作!! [review] (G31)[投票(9)]
吸血鬼(1932/独=仏)★4 影を使った演出が素晴らしい。オーソン・ウェルズよりずっと早くこれをやっていたんだから凄い。シュールな映像イメージは今観ても全く古びていないし、終盤の舟のシーンは溝口健二ばりの幻想的な美しさで痺れる。 (太陽と戦慄)[投票(2)]
吸血鬼(1932/独=仏)★4 筋をきちんと構成していない映画だと思うが理解出来ない事は決してない。サービスしていないだけとでも言えば良いのだろうか。筋を犠牲にしたおかげか画面演出上の自由度も上がり白昼夢の美術の高みを感じられる。 (t3b)[投票(2)]
オルフェ(1950/仏)★3 神話なんてだいたい荒唐無稽なもんですよ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
旗本退屈男 謎の大文字(1959/日)★3 朝廷まで担ぎ出すスケールのデカい陰謀劇を企むなんて、さすがは山形勲だ。 天下御免の退屈男に対抗できるスケールのデカい悪役は、なかなかおりません。 [review] (AONI)[投票(1)]
プロメテウス(2012/米)★3 スコット初デジタルのロングショットの精緻には随所で息を飲むがそれだけだ。ハードSF的な大風呂敷がある1点に向かって急速に綺麗に収束するのだが物語は閉じてしまった。こんな過去遺産への執着を晒してるようでは最早何も新しいものは産み出せまい。 (けにろん)[投票(2)]
プロメテウス(2012/米)★3 マッチョでまっちろい、原哲夫のデッサン書きかけみたいな… [review] (kiona)[投票(2)]
プロメテウス(2012/米)★2 人類の起源どころかエイリアンの起源ではないかい?まあ、カネはかけているものの俳優陣に予算不足?てんでバラバラの布陣にあきれることしきり。リドニー・スコットに期待した自分が悪いのか? [review] (セント)[投票(4)]
プロメテウス(2012/米)★2 変に「人類の起源が云々〜」と本格SFぶったりしないで、例のシリーズのエピソード1で、そっち系の映画なんですと、最初から言ってくれればいいのに…まあそしたら観にいかなかったけど。 (kazya-f)[投票(2)]
眠狂四郎勝負(1964/日)★4 哀れな遊女達が永眠する吉原の寺で生活する狂四郎。原作には無いらしいが、世の無常を超越したヒーロー像を際立たせるナイスな設定。この作品はプログラムピクチャーの良い手本。 [review] (AONI)[投票(5)]
TENET テネット(2020/米)★3 ノーラン自身が『メメント』でやった順逆の時制のコントロール、それを別々の流れを再編するに留まらず、一つ時制、一つの画面に統合するというチャレンジングな試み。 [review] (緑雨)[投票(5)]
TENET テネット(2020/米)★4 理屈好き人間による理屈好き人間のための映画。こりゃ [review] (おーい粗茶)[投票(6)]
TENET テネット(2020/米)★2 順行と逆行運動を同画面に同居させて見たことない映像を作ろうとの意気は買う。問題はそれが1ショットで明快に撮られている画が無く、どのアクションシーンも端的に死ぬほど見づらい。ベトナムの洋上とロシアの戦場を並行して繋ぐシーケンスも場面の緊張を損ない、ただただトロさを増してるだけ。 [review] (赤い戦車)[投票(5)]
TENET テネット(2020/米)★3 いなとこてっうどな映画。 [review] (G31)[投票(10)]
PERFECT DAYS(2023/日=独)★4 「何で同じようにいれないのだろう」とママは呟く。でも、そうじゃないのが人生で、それでも繰り返される日常をどう過ごすのかが大切で、だから平山の日常はあんなにも魅力的なんだと思う。 [review] (deenity)[投票(1)]
仁義なき戦い(1973/日)★5 理想、失望、これも立派なニューシネマだ。サム・ペキンパーは(『昼下がりの決斗』と)『ワイルドバンチ』で西部劇の因習を破壊したが深作欣二もこれで東映仁侠映画の伝統を粉微塵に打ち砕いた。ジャンルを越えて語られるべき記念碑的作品。 (町田)[投票(7)]
仁義なき戦い(1973/日)★4 「親」の元で「兄弟」が殺し合う。そして「親」が「子」を殺す。何処でどう道を間違うたんかのう、という松方の呟きは荘厳ですらあり、誇張なしに神話の語りだと思う。また、「このようにしか在ることができなかった青春」が、敗戦後という舞台を得て生々しく、哀しい。巨視的に観てもミニマムに観ても隙のない、神話のとても良い切り取り方。 [review] (DSCH)[投票(4)]