[コメント] ライトスタッフ(1983/米)
記録の重要性を再認識させた作品
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
音速を最初に超えた、という記録は最初で最後の記録となる。
陸上100mで言えば最初に10秒を切った、と同義だ。
現在の陸上世界最速記録は恐らくそのうち更新されるだろうがそれよりも偉大な記録として残るのは人類史上初めてーーを切ったという伝説だ。
そこから言えば10秒というのは単なる10進数の切りのいい数字ってだけだが音速は自然界の重要な境界なのだから2000年後の歴史の教科書にも載る位の偉大な記録である。(その頃の子供は音速突破が西暦947年とか書いて×をもらったりするのだろう)
-----------という認識があるので初めてこの映画見た時はこれがゴールだと思った。見事に騙された。まさか音速競争が宇宙競争に話が移ってしまうとは。しかも当時は音速突破などすぐさま忘れ去られて宇宙競争一辺倒になっただろう流れをもう一度(宇宙規模で見れば)地上スレスレでスピード競争する人間に戻すとは。
なんとなく地上を走る事にこだわっているリニア新幹線とだぶるものを感じる。空飛びゃいいじゃん、とはもはや言えない男のロマン
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