[コメント] あの、夏の日・とんでろじいちゃん(1999/日)
相変わらず下手な人だよなーと心温かく見てやれば大林映画はかなり堪能できると思われます。ぃひぇっ。
あおいたんのあのシーンに4点全部(おい!)。頑張ったな。うんうん(涙)。
なめてかかって見るとちょうど良い大林。この作品も例に漏れず、ベタなギャグ、文字通り特殊な特殊効果、邪魔な音楽、滑舌の悪いナレーション、何もかも最初っから『姉妹坂』ぐらいを想定してみると、「おお!案外おもしろい!」とか思わせるのだ(ただし再見したらその保証はない)。今回はなんといっても子供達の活躍が良かった。特に男の子のあまりにも上手くない演技は秀逸だ(どっかが間違っているか?)。テキサス刑事の娘…というより顔も図体もキャシー中島の娘だが、彼女の豪快さとあおいたんの繊細さのコントラストがまた酷すぎて可笑しい。現代の彼女もなぜあおいたんで行かないんだよぉ!ノーブラでTシャツのあおいたんでいいじゃんか(危険)。というか、ノーブラTシャツそのものがイランわけだが。わけわからんわ。この監督は本当にどこまでがマジなんだか(たぶん全部マジ)不思議な人だなぁと、彼の映画を見る度にそう思わせる。
たまーに、ごくたまーーーに「これは面白い!」と思うものにぶつかるのだが、調べたら原作が山中恒さんのモノに限定されていた。どうもこの作者の特殊な(それこそ嫌う人も多そうな)ノスタルジックな作風にやられる事が多いようだ。いっそのこと原作を読んだ方がいいって事だろうか。原作の中には大林流のギャグ・特殊効果・音楽・ナレーションはない事を祈りたい。
ところで、最初の辺りの、クラスの○○ゆうた紹介と石田ゆり子先生のシーンは一体なんだったのか。これも大林マジック?
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。