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[コメント] マルコヴィッチの穴(1999/米)

俺なら、「数年前の伊勢谷友介くんの穴」だな。え?時間軸はずらせない?今の人?じゃボイス父←(注)リンクはないです。
ピロちゃんきゅ〜

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







うはは、父様を操ると昼も夜も毎日が楽しそうだ(ほんと、すみません)。伊勢谷くんは今、どうされてるんだろう。傷を癒しにたまには一緒に飲もうよ。でも、その席で「広末って、ベッドでは案外〜」とか言い始めたら、ぶっとばす。コロス。てめーはだまって「広末の元彼」という人生の敗北者の烙印を背負って生きてれば良いのだ!はっ!うそうそ、それは心の声よ。幻聴よ。気にせんといて。と、マルコヴィッチにはなんら関係ない話をちょっとしてみた。「またかよピロQ」との声が聞こえる。ほんと、スミマセン。

まあ、しょうがない。妄想は一旦(←?)置いといて、映画をたまには語ろう。    おい、ここで閉じるな。頼む。

んで、マルコヴィッチ。マルコヴィッチ?マルコヴィッチ。なかなか、疲れた映画だった。実は見るまで、ホント何も、内容もキャスティングも監督もなんもかも知らずに、「コメディであるらしい」「面白いらしい」「奇抜らしい」というウワサと、パッケージのハゲ男の羅列しか知らずにいたので、見て驚いた。驚いたっつーか、「笑えないやん」と。最初はコメディだろうとの刷り込みからか、キューザックがいかにもな人形師だっつーので笑い、穴に入ってベチャ、ん?、ずぉぉぉぉおおおお!と行く所で、おおぅ!と感嘆の声をあげ、高速道路脇に落ちた時は爆笑した。けど?

どうやってまとめるねん!と思ってたラスト付近。ぐったり・どんにょりさせるエンディング。中盤までどんどん盛り上げといた分、最後の失速が「機長!逆噴射です!何するんですか!」と言いたくなるぐらいのオチだった(古い?すまんのう。あやまってばっかだな)。で、そんな疲労を感じつつ、初めて『マルコヴィッチの穴』のページを開いてみた。ぅえ?キャメロン・ディアス?びっくり。のえ?マルコヴィッチって本物の役者なの?と驚く事しきり。そして、皆様のコメント・レビュー。…多いっすよ。ここでも疲れる。う〜んと、うなったものの、特に自分が「こうだ!」あるいは「こうすれば良かったのに!」みなたいな物が思いつかない。とりあえず、「伊勢谷くんの頭の中に入ってピロ様とラブラブモードにトツニュー」なんてしょうもないコメントを書く(たいして変わってない)。腕を組んで「だめだ!(あいつとはもう終わってるし)」と消して、今に至る(約3週間)。う〜ん、今の彼氏は誰だ?もしかして、いないのかも…。チャンスかも!あぁ!俺がマズイ(結婚してるし)。

話がまた妄想方面に行ってしまった。戻ろう。   うお、閉じるな。頼む。

んで、マルコヴィッチ。マルコヴィッチ?マルコヴィッチ。アイディア一発勝負な映画に見えるが、実際の企画段階では、きっと、まじめな話で自己の存在を問う話であったはずだ。なのに、そのツールとして使ったアイディアの「穴に入る」事があまりにも笑えたので、そこが売りになってしまった。しかも、マルコヴィッチ。本人出演の快諾。ここで基本がコメディーになっちゃった訳なのに、初期のコンセプトにしがみついた結果、暴走に歯止めがかかってしまったのだと思う。初期のコンセプトを大事にしたいのもわからんではないが、むしろ、暴走しだしたら、暴走させ切るほうが「自己の能力を上回る結果に落ち着く…つまり、頭で組み立てた理論の暴走よりも、本能でぶっとばした暴走の方が人間の限界・自己の存在を強く出せるはずななのだ。それは映画に限らずだが。そんな頭でっかちな製作のスタンスがだめにさせてるとしか思えないな。あ、だめっつーか、惜しいっつーか。だから4点なんだけど。面白くしようと思ったら、もっと沢山のアイディアがあったはずなのに、常に「いや、この映画のコンセプトはさぁ」というガードがかかったんだろうね。だから皆、妄想したくなるのよ。俺なら、誰々の頭に入って、こんな事してやるぜー、とか。また、見たい!とは絶対に思わせない4点。もう沢山です。

「我思う、ゆえに我在り。でも我思う我は誰?神さま教えて。」 by ルネ・ピロキュー

と、語っておこう。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (11 人)ババロアミルク[*] トシ[*] ミュージカラー★梨音令嬢[*] Yasu ぱーこ[*] WaitDestiny[*] ペペロンチーノ[*] アルシュ[*] washout ジャイアント白田[*] ボイス母[*]

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