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[コメント] オテサーネク 妄想の子供(2000/日=英=チェコ)

理想を夢見て創造したものが、制御がきかなくなり暴走する。さんざん振り回された挙句、犠牲者続出。共産主義をあてはめることもできるし、「物語」をあてはめることもできる。かも。だけど、ちょっと長かったです。
カフカのすあま

新聞紙で包む赤ん坊。売るほどあるのに、うちにはない。道を歩けば妊婦と子どもばっかり。語るなあ。うまいなあ。いやあ、そういうもんです。

で、根っこを掘り返して、ほら、いいものができた!ですよ。

いいなあ。こういうセンス。

だけど、すでにご指摘の方もいるけど、台詞が邪魔であることは事実。こっちは字幕も読まなきゃならないのに、画面の中で起きていることにも目を走らせなきゃならない。言葉を読むのに忙しくて、いつもの妄想大暴走に巻き込まれる度合いが薄れる。

それで、なんとなく小ぢんまりしちゃった、という印象が残りました。

それにしても、子どもをみて萌えるじいちゃんのズボンの前ボタン(釦なんだ!)がめりめり開いて、げっ、と思っていると出てくるのがアレなんですから、もう、まいっちゃいます。

(評価:★3)

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