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[コメント] 死ぬまでにしたい10のこと(2003/カナダ=スペイン)

未来をつくる、うまいやり方。
カフカのすあま

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







夢がちっとも叶わなかった母にかわって、すべてが叶う夢をみられるのは、死にゆく者の特権なのか。

生まれてこれて、よかったね。

さて。この映画、tearjerker (涙ちょちょ切れもの)ときいていたので、普段は割とクールな友人を制御群(つまり比較の対象)として連れて行ってみた。

一緒に行った友人は、冒頭約15分経過時点あたりの、突然の死期宣告で「えっ」と声を漏らしたきり、ほんとうに最後まで鼻水と涙でぐじゅぐじゅになっておりました。「もう、鼻の頭から顎から水分がしたたって、たいへん」とは彼女の言葉。

わたしは、と言えば、

1)飴玉

涙腺がついついゆるむが持ちこたえ、

2)恋人の「愛している」の一言

でついにこらえきれず頬を涙が落ちた…。

3)お医者さんの控え室にきっちり並べられたカセットテープ

をみたとき、涙腺が決壊。

ああいう医者をもってくるのはずるい。

でも、とにかく、よく泣いてすっきりしました。観てよかった。

ところで、さいごにまったくの蛇足ながら…。

「私のいない私の人生」でいけなかった理由はなんなんだろう…。まったくもって不明。

(評価:★3)

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