[コメント] ひなぎく(1966/チェコスロバキア)
消費したりされたりすることに慣れっこになっていない人々に捧げられる映画。
とっても大好きだったし、今も大好きなのだけど。でも、もうこの映画のことを堂々と「大好き!」とは言えないかもしれない。
さりげなくもギラギラに反体制でガチでフェミで、なればこその毒気や遊びごころが効いていて、そして「強烈な自由賛歌」と「表現するということへの意欲」と「オリジナルな美意識」に満ち満ちていたこの希有な魅力を持つ魔法のような映画は、いつのまに「着飾った不思議ちゃんたちが集うオシャレカルトムービー」となってしまったのか。
2007年9月、青山。「いいから『×××』でも見てろよ!」と叫びたくなった夜に。
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