[コメント] シン・レッド・ライン(1998/米)
なぜか、好き。
理屈ではなく感覚に訴えかけてくる。あえて言えば、キンキンにテンションが張りつめた状態で一瞬に生死を決する人間と、悠久の営みを淡々と繰り返す自然の対比がやるせない気分とともにのしかかってきて、脱力感・虚無感に包まれてしまう。日本兵の「貴様もいつかは死ぬ」の言葉がすべてを語っている。しかしただ単に「美しい名作」というには抵抗がある。退屈とか嫌いとか言う人の気持ちも結構わかる。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。