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[コメント] デンジャラス・ビューティー(2000/米)

今まで観たサンドラ・ブロックの作品の中で、一番彼女の活き活きとしてワイルドな魅力を伝えていた。脚本より役者の魅力で成功している作品。
TOBBY

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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とにかくサンドラ・ブロックの奔放で飾らない役柄は、同僚たちに「不器量!」と、けなされれるのと裏腹に魅力を増して、彼女にはプラスになっている。この逆説的な演出は感心した。適度なコメディエンヌぶりも活かされていて水を得た魚のようにスクリーンの中でサンドラは跳ね回る。野性美という言葉が本作の彼女を見ていて思わず浮かんだ。個人的には脇役ながらキャンディス・バーゲンの姿が観られたのがファンなので感激。特に印象深いのは、ミスコン潜入時にとってつけたように同じ台詞を言う彼女らに呆れて、サンドラが自らの硬い主張を唱えるものの場内静まり返り…慌てて「世界平和を!」と、とってつけるシーン。爆笑!。しばらく友人たちのあいだで語尾に「それと世界平和を!」と、つけるの流行りました。結局、大味ながらラストもそれなりに感動する良い意味で非常にハリウッドらしいナイスなテイストの作品。本作を観た以降に海外ノベルズ読んでいて元気な婦人警官が出てくると全部、脳裏にサンドラを思い浮かべてしまう程、影響を残す。続編などあっても面白そう。素直に楽しめたので少し甘めの★4つ。

(評価:★4)

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