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華氏911(2004/米) | ここに「驚き」は何もない。→ [review] | [投票(9)] | |
丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日) | とことん「縦」の映画なんですよ。→ [review] | [投票(8)] | |
しとやかな獣(1962/日) | かつての貧しさを思い出して皆が沈黙するシーン(そしてラスト)が、このべらぼうな狂騒の中にひそむ哀しみをほんのりと浮かび上がらせているんだ。 | [投票(5)] | |
TAKESHIS’(2005/日) | 自作のパロディで味付けされた寺山的なアングラ趣味をこれでもかと反復する。「悪夢」としてのリアリティはあるのかもしれないが、そこに浮かび上がる北野個人の強迫観念もきわめて凡庸なものでしかない。 | [投票(3)] | |
深呼吸の必要(2004/日) | なんか熱くなりそうでいて、でも沸点には決して達しないゆるゆる映画。 | [投票(3)] | |
真珠の耳飾りの少女(2003/英=ルクセンブルク) | 光の自由自在な操り方は明暗のコントラストを際立たせて鮮やかな色彩を浮かび上がらせ、微妙に歪んだ遠近法は画面の隅の静物の細かい質感まで描き出す。ほんとうに美しい。 [review] | [投票(3)] | |
鬼畜大宴会(1998/日) | 若松孝二に比べりゃ思想性も詩情も全然ない。むしろそういうものを排して徹底的なバカ映画にしようとしている。が、もう少し描きこまないと何をバカにしたいのかが伝わってこない。結果的にただのホラー映画に。 | [投票(3)] | |
ヴェロニカ・ゲリン(2003/米=アイルランド=英) | 勇気があって素晴らしいですね、というところだが、その勇気がどこから出てくるのかを描いてないのでどうも暑苦しい。ジャーナリスト魂ってだけで説明できるものでもないでしょ。 | [投票(2)] | |
69 sixty nine(2004/日) | 原作の猥雑さも政治性も一切を捨象して、69年的なものはちょっとしたアクセサリー程度にしか使われていないのだけど、そのぶん軽いアホ映画に仕上がってるからこれはこれでよいのかもしれない。 | [投票(2)] | |
セブンスアニバーサリー(2003/日) | どうせ荒唐無稽な話なんだから、前半の透明感ある映像美で突っ切ればよかったのにと思う。 | [投票(2)] | |
ゲロッパ!(2003/日) | 常盤貴子とか山本太郎が本気なので萎え。西田敏行はさすがにフリを意識してて、そこは役者だと思う。 | [投票(2)] | |
あの夏、いちばん静かな海。(1991/日) | 久石の音楽が余計だ。あれを切る勇気があれば相当にラジカルな映画になったと思う。 | [投票(2)] | |
新・平家物語(1955/日) | 横移動が好きな溝口にしては珍しい奥行きの映画。それを可能にするのはやはり宮川の超絶技巧である。手前も奥もピントはっきりってすごいことよ。 | [投票(2)] | |
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995/日) | 香港の風景のモンタージュがすばらしい。押井は<構図>の人だ。 | [投票(2)] | |
櫻の園(1990/日) | 繊細だけど感傷に流れすぎない。まあこれはこれでいいじゃないか。 | [投票(2)] | |
フルメタル・ジャケット(1987/米=英) | 「博士の異常な愛情」のあの悪意はどこへ行った? これじゃ「ふつうの」退屈な戦争映画じゃないか。 | [投票(2)] | |
恋のエチュード(1971/仏) | 美人姉妹に挟まれておしくらまんじゅう。最高じゃないですか。 | [投票(2)] | |
ラン・ローラ・ラン(1998/独) | ヒロインが奈美悦子じゃなかったら5点なのになあ。 | [投票(2)] | |
フレンチ・カンカン(1955/仏) | ムーラン・ルージュってのはこういうところなんだなあ。巨匠の息抜き以上の意味はないでしょう。 | [投票(2)] | |
時計じかけのオレンジ(1971/英) | アイロニーが縦横無尽に画面を切り裂く。暴力さえも優雅に見せる力技は脱帽。不快な映画だけど、認めないわけにはいかないですね。 | [投票(2)] |