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[コメント] フィフス・エレメント(1997/米=仏)

「SF超大作」として公開された本作で、かろうじて印象に残ったのは、冒頭5分と、ほんの微かに散りばめられた「フランス風コメディ」な点・・・
YO--CHAN

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







フランスのコメディ大家として有名な、ルイ・ド・フェネスという方の作品を観たことがあるけど・・・なんというか良し悪しというより、なんでこれで笑えるのか?というか、おフランスではこれを喜劇王というのか?という感覚というかジャンル感の違いを知った気がする。

ベッソン監督といえば「映像」という評価が大勢だが、この頃になると彼もそれ以上何か「幅」のようなものを求めてきたのではないか。

それはSFではないと思う、SFとしては最初の5分で終わってる気がするし、大体ですよ「第五の要素が愛だから早くブースに立ってキスしよう」なんて(笑)、フランスってそんなに愛が形骸的というかお手軽なの?

ラストでお母さんからかかってきた電話とか、その時何やってたかとか、フランスのコメディというか、自分にとっては本作は、アメリカ風が基本のSFというジャンルで「おフランス」を前面に押し出すための作品ではと思えてしまいました。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)サイモン64[*] けにろん[*]

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