[コメント] イヤー・オブ・ザ・ガン(1991/米)
プロの中のプロや強固な意志力を持つ憑かれた男を描いてこそのフランケンハイマーが翻弄されるだけの男の物語で冴える筈もない。『ブラック・サンデー』から10数年後のテロリズムを描くにそっち側の決定的仇役を欠いたリアリズムは不向きであったのだ。
(けにろん)
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