[コメント] 千利休 本覺坊遺文(1989/日)
端正で小綺麗な世界に埋没して錆びた刀とも思える三船の配役も逆張り効果を出す前に沈殿する。戦国時代に於ける茶の道の存在意味の端さえも窺えずにひたすら推理劇めいた興味に誘引するのが逃げにも思える。加藤・上條・芦田の廉価さも痛い。
(けにろん)
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。
CinemaScape−映画批評空間− | 表紙 | 映画目次 |