[コメント] 戦争と青春(1991/日)
モノクロームで描かれた回想場面は総じて悪くはないのだが、現代との連関に女子高生を狂言回しにするというのが及び腰に思えるし商業主義的妥協の方途にも見える。戦争というものの記憶が冷めやらないギリな時代の名匠の遺言ではあるが出涸らし感は拭えない。
(けにろん)
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