[コメント] 何がなんでも首ったけ(1961/仏)
素材として甘んじる時代の終焉は皮肉にも銀幕上の彼女の魅力を減失させる。他愛ないことこその映画に何かを付与しようと足掻き混迷に陥った凡作。演技派に転向しようかという過渡期に自らのプロデュースで我が儘放題に作ったコメディは胡散臭い。鼻につく。
(けにろん)
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