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けにろんさんの人気コメント: 更新順(1/124)

人気コメント投票者
★2バッドボーイズ(1995/米)実際に刑事もののバディムービーが今までどれくらい作られたのか知らないが、何故に今更こういう何の変哲もないものを作ったのか意味不明。中でも夫婦交換のシチュエーションギャグは緩さの極みだし、黒人同士という設定にも何ひとつ新味ある効果がない。死ぬまでシネマ, tkcrows, らーふる当番, 緑雨ほか6 名[投票(6)]
★3叫(2006/日)液状化する湾岸埋立地帯という如何にもながらそそるキーワードの選択に惹かれたし、前半は視覚的にも黒沢的不均衡を漲らせて相当良い。しかし、謎は解かない方がいいね。馬脚が現れるから。そして『回路』な終末イメージには又かよと萎える。寒山, おーい粗茶, 煽尼采, 直人ほか5 名[投票(5)]
★2八月の鯨(1987/米)ベルイマン的姉妹の相克ではあろうが、干枯らびた人々ばかりが登場するのでパサパサして味気ない。濡れたヴァギナあってこその女の諍いであって91歳のギッシュを担ぎ出すにはテーマが場違いだ。映画史に遡及する言説は本質が伴ってこそ意味がある。青山実花[投票(1)]
★4AI崩壊(2020/日)個人情報を一手に握られる危うさと社会保障が機能不全となる未来図がポリティカルに描き切れたかはともかく、全篇を逃走と追跡の攻防に費やし走り続ける作劇が良い。近未来のディテールが現在世界と混濁し三浦アリスコンビが非情に人情を注入する。ぽんしゅう, クワドラAS[投票(2)]
★2ジョジョ・ラビット(2019/米)表層的なネタを並べて構築された物語のなかで、価値観を転倒させるのに悶絶するような懊悩が無いまま死んだと聞いて脳内ヒトラー消えちまえっていうガキ思考と作り手が同じ土俵にいるように見える。戦後民主主義を自らの手で勝ち取ってない我々の合わせ鏡だ。ペンクロフ, ぽんしゅう, 四面馬鹿, もがみがわ[投票(4)]
★4コップランド(1997/米)警官だけが住む町という設定からして無意味に妙なのに、とことん冴えない男を主人公にしてカタルシス無く、だが何故かイタリア系の1枚看板役者が集結し神妙に演技合戦を展開するという10年に1度のカルト映画。特にスタローンの愚鈍さは涙ものの熱演。四面馬鹿, サイモン64, disjunctive, Lostie[投票(4)]
★4SUPER 8 スーパーエイト(2011/米)ネタが割れりゃ今更題材だが、艶ある画面に充満する青春の高揚がテクニカルな設定と同期し神懸りなアングルと編集のダイナミズムに至る駅シークェンス。その前段の高揚が地平を越えず枠内に安住するスピルバーグ的帰結。リスペクトだと言うなら仕方ない。DSCH, 3819695, tkcrows, ペペロンチーノほか5 名[投票(5)]
★3コンテイジョン(2011/米)デイモンの遣り切れなさやウィンスレットの遣る瀬無さといった多くの感情の行き場に帳尻をつけぬことで怜悧に状況の混沌を描くソダーバーグの群像処理は買うが、収束への過程が端折り過ぎで尻すぼみ。ロウの役もネットの今を捉え切れてない。jollyjoker, がちお, はしぼそがらす, ぽんしゅうほか7 名[投票(7)]
★4夫婦善哉(1955/日)微速度での崩落が際どくも真の地獄へと至らぬのは、何とでもなるやろという開き直りがあるからなのだが、それを主役2人の演技が裏打つ。特に中途半端なな生き様を歯切れ良き台詞廻しで演じた森繁が神業。スタッフワークも堅牢。たろ, ぽんしゅう, 青山実花[投票(3)]
★5風の電話(2020/日)死んだ魚の目の下に抑え込まれた身悶えするくらい喪われた家族が恋しい想いを開放する旅路。出会う大人たちは哀しみを背負い生きる様を慎ましやかに呈示するだけだが少女の中で何かが変わるやもしれない。真摯で透徹したトーンが全篇を貫くロードムービー。ぽんしゅう[投票(1)]
★3キングダム・オブ・ヘブン(2005/米)オーランド・ブルームに誰もが夢見て成し遂げ得ない恒久平和を達成できるカリスマが微塵も感じられないので萎えまくる。万座を圧するべきクライマックスのアジテーションは台詞読んでるだけ。スコット演出はときに細密だが自己模倣の域を出ていない。IN4MATION, カレルレン, 水那岐[投票(3)]
★4解散式(1967/日)任侠世界から仁義のなき世界へと移ろいゆく時代の境界という言葉が文字通り湾岸に並び立つ石油コンビナートで示現される。そして、「創造社」の2人の役者が旧き侠道の破壊者として登場するのも象徴的。的確な作法で深作は風穴を開けた。寒山, sawa:38[投票(2)]
★4ロマンスドール(2019/日)夫婦の間で隠し事しないってのは簡単じゃないし何かの掛け違いが決定的になる。これは破綻の縁で辛うじてそれを回避できた2人の話で、その相互理解の幸福感が思い出の円環を充足させる。ラブドール工場をめぐる人間模様も悲喜交々の余韻を呈して過不足ない。水那岐[投票(1)]
★4リチャード・ジュエル(2019/米)反撃だ!と気合入れたって怒涛の展開なぞ起こらない。現実とはそんなもんさという枯れた達観が映画からアクを拭い去る。悪意や偏見という撃つべき対象への剥き出しの憎悪も影を潜める。その最早境地としか言いようがない掌の上で役者たちは十全に自走してる。緑雨, ナム太郎[投票(2)]
★3アイ・アム・レジェンド(2007/米)前半の孤独ライフの点描が余りに鮮やかで一種快楽リズムに乗っかってるので、共闘生存者を疎む主人公の本心を計りかね、言わんや自己犠牲な人類救済へ至る整合性は見えてこない。アンチモラルへの覚悟が無いから半端にしかならない。DSCH, ----[投票(2)]
★4電人ザボーガー(2011/日)オリジナルに敬意を表しつつパロディとして再構築する技量に於いて前人未到の域に迫っている。一本調子でダレる井口だが2部構成でクリア。若手2人のド暑い好演と変態老優2人の間で分が悪い板尾を巨大愛美ちゃんが軽々抜き去る。快感だった。DSCH, ロープブレーク[投票(2)]
★3テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018/英=スペイン=ベルギー=仏=ポルトガル)妄執に囚われた爺さんがやっとこ現世に帰還できたら運命の皮肉という悲哀は、姫救出の正ロマンティシズムと噛み合い損ねる。何より時空を超える奇想譚としてギリアムの才気が恰も寝かせすぎて気の抜けたワインの如しで念願叶って良かったねが精々である。ペペロンチーノ, 水那岐[投票(2)]
★3鉄男 TETSUO(1989/日)太股を切り裂きボルトを埋め込めば鉄人間になれる…訳ないし、かかった時間を思えば気が重いチョイ飛びコマ撮りのチェイス。アホ臭いのだが狂信的な押し付けと音響で蹂躙される。10人程度の入りの劇場で終わった途端に皆一斉にため息を漏らしたのが笑った。寒山[投票(1)]
★3屍人荘の殺人(2019/日)学園ミステリーの緩い体裁を、あっち方向からの荒技で混濁するのだがジャンルに対する覚悟がないので舐めてる感しか残らない。それでも浜辺の悪球を好捕し続ける神木といった危うい均衡が映画を一応牽引。本線の学内ヒエラルキーネタはうんざりだ。さず[投票(1)]
★5ラストレター(2020/日)女々しく引き摺ってきた想いはデモーニッシュな2人に奈落へ堕とされ白いワンピースの少女たちに救済される。何れが真実かは解らぬが拠所は男を再生させるだろう。一方で娘に向けた母の想いは2つの時代を重ねて綴じる。稀代のストーリーテラーだと思うのだ。ぽんしゅう[投票(1)]