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けにろんさんの人気コメント: 更新順(1/117)

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★3男はつらいよ ぼくの伯父さん(1989/日)ここまで寅の恋の一線からの撤退を明快に呈示しちまって、代替が半端な満男の恋シリーズってんじゃ山田洋二も誠実味を欠くってもんだ。出演者皆歳喰って侘びしさだけが募るってのにはんちく野郎の半端な行動が輪をかけるってのよ。ぱーこ[投票(1)]
★3トゥルーライズ(1994/米)作品が持って産まれた本来の間尺に凄まじい贅肉を付与し屋上屋を架し何時しかそれも又ひとつの味わいかと思うわけもないのだが、シュワカーティスのカップルの憎みきれない田舎臭さが好ましくもある。でも、やっぱくだらん映画とは思う。緑雨, tkcrows[投票(2)]
★4ハード・コア(2018/日)ロボットや埋蔵金や右翼結社やらを巡るあれこれを真剣に語る気も無さそうで物語としては死んでいるのだがクソ女との顛末やヤクザとの諍いとかの傍系描写は俄然やる気を出してコクを発揮する山下のトホホな資質を愛でる映画。石橋けいの爛れ方は新鮮。ペペロンチーノ, もがみがわ, 水那岐[投票(3)]
★2男はつらいよ 寅次郎心の旅路(1989/日)寅にウィーンなんて合うわけないじゃん…ではなく内向的視点から脱却できない山田の時代錯誤感こそが穿たれるべきだろう。欧州1000年の歴史に柴又イズムがどう対抗するのかこそが見たいのであり観光客的視点の傍観者じゃ話にならない。ぱーこ, 寒山, 直人, ぽんしゅう[投票(4)]
★3男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日(1988/日)いくら流行とは言え寅次郎とマドンナのジョイントとしては俵万智は機能すべくもなく「やむを得ず 大学の講義で バカ話」するのが最大の見せ場とあっては三田佳子が気の毒にさえ思えてきた。多少はしんみりするのが救い。ぱーこ, 直人[投票(2)]
★4ボヘミアン・ラプソディ(2018/英=米)ライトファスビンダーなゲイカルチャーを横軸に据え描かれたバンドの盛衰は底浅感も拭い難く孤独要因も甘ちゃんで勝手にしやがれとも思うが、それでも楽曲に対する絶対的信奉が映画の強度を増幅。佳境ライブエイドの徹底は半端なくあざとさの欠片もない。たろ, , クワドラAS, 月魚[投票(4)]
★4男はつらいよ 知床慕情(1987/日)当書きされたと思しき三船が有りそうで実は映画で余り見ない日本親父のスタンダードを体現して絶妙。そう来れば寅が後景に退くのも戦略的にも納得できるが、常連竹下のマドンナ起用が奥ゆかしく後景感を払拭しているのも良いバランス。後期の佳作。ぱーこ, ぽんしゅう[投票(2)]
★3男はつらいよ 幸福の青い鳥(1986/日)庇護者と化した寅が最早、物語を牽引するに適わぬことは知れたことなのだが、にしても途中、別映画かと思える悦子長渕への尺の割き方で、これが又相も変わらぬ時代錯誤感を纏うのも毎度のこと。筑豊シークェンスが総じて良いのまでルーティーンだ。ぱーこ, ぽんしゅう[投票(2)]
★3男はつらいよ 柴又より愛をこめて(1985/日)低迷期には何をやっても上手くいかないという悲哀感を自虐にまで転化し得たら新たな地平が開けたかもしれないのだが、栗原小巻では何を付加し得ようもない。あけみこと美保純ちゃんをこそ最前線に駆り出すべきであった。ぱーこ[投票(1)]
★4田舎司祭の日記(1951/仏)出口見えない暗渠のような世界の閉塞は日々の出来事を日記に叙述しフェードアウトで結ぶの反復リズムが緩衝する。無関心と悪意に苛まれた彼の半生は、それでも夫人の手紙が全肯定するだろう。泥濘に鞄を投げる小悪魔少女や帰還兵とのバイク相乗りなどが鮮烈。寒山[投票(1)]
★5バベットの晩餐会(1987/デンマーク)幸せに多少は惹かれても慎ましやかな生き方を選択した姉妹の長い人生に捧げられた至福の1夜。謙虚に絶対の天才を隠していたトリックスター、バベットが舞い降りた幸運を機にスパークさせる奉仕の演舞。豪奢な料理の本当の食べられ方は1回限りだから美しい。死ぬまでシネマ, デナ, りかちゅ, セント[投票(4)]
★3日日是好日(2018/日)消極的意思で何もない人生の空隙を埋める手管としていたものが本当は素晴らしいものであったという、その肝の1点を映画は凡庸にスルーする。時候や季節の移ろいが心に染入るには周辺街路や街並みや家屋の設計や庭の草木の細緻な描写が茶の道と同期してこそ。ゑぎ, ぱーこ[投票(2)]
★2男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(1985/日)山田洋次の脳内思考で形成された現代的モテナイ君平田満が恐ろしく共感を拒否するキャラクターで、それに物語を乗っけようとした終盤の追っかけは無惨極まりない。加えて樋口はシリーズには全く馴染まない感じ。ぱーこ[投票(1)]
★3日本侠客伝 花と龍(1969/日)火野の世界が東映任侠映画の世界と親和するのはさも有りなむだしマキノは手馴れた世界を手馴れた役者で破綻無く演出して全く飽きさせない。長大な原作のダイジェスト版の感は拭えないが想外に東宝招聘の星由里子純子に対し一歩も退かない。ぽんしゅう[投票(1)]
★4雨あがる(1999/日)如何にもな黒澤的教条臭が鼻につく一方、主演2人の醸し出す夫婦の間に流れる空気の裏も表もなく互いを思い遣る気持ちの清々しさに心深く打たれる。ただ、小泉演出には1級の贋作を見たかのようなもどかしさを感じた。余りと言えば余りにまんま過ぎ。寒山, ことは, ぽんしゅう[投票(3)]
★5勝手にふるえてろ(2017/日)内省的文学語りな自己表現の危うさをイタさの全肯定と恋愛への迷い無さを伴った演出の強度がぶっとばす。ギミックも冴え特に歓喜を表す他者語りが反転し社会関係の隔絶に転じるあたり鮮やかだ。恋愛は綺麗ごとじゃない。終盤の愁嘆場はそういう意味で完璧。ぱーこ, ペペロンチーノ, ゑぎ, 水那岐[投票(4)]
★5ギャングース(2018/日)小が大を喰う凡庸な王道ドラマは調査に裏付けられた状況の細緻描写と明確な価値観の存在で昇華する。内省化し沈殿する自我を放逐し野垂れ死ぬ位ならぶち当たって死ねと謳うのは正論と思う。金子の掛け子へのアジ、多重債務女の競売など躊躇も呵責もない。ぽんしゅう, 水那岐[投票(2)]
★5生きてるだけで、愛。(2018/日)均衡からウォシュレットで鬱に入り携帯破損で躁に変じる終盤の畳み掛けは文字通り怒涛。そういう女を断罪も寄り添いもしない演出こそが胆だ。数多の世の男と女のなかに凹と凸が噛み合う人たちがいる。そういう偶然と必然を只管に衒いなく真摯に描き切ってる。ぱーこ, セント, ぽんしゅう, ペペロンチーノ[投票(4)]
★4銃(2018/日)銃を手にした爾後の変容を描くのでなく兼ねてよりの不安定な世界の均衡が延伸する様を描き続ける。彼には大学もSEXも親の死も等質に大した意味がない。そういう世界を内省的に深耕することなく描いたモノクロームは或る意味新しい。不穏な後藤淳平も。ぽんしゅう[投票(1)]
★2男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎(1984/日)浅丘ルリ子岸本加世子といった同系列の女フーテンに比して世荒びの疲弊感も天与の楽天思考も無いマドンナ。寅が加担する意味も理解不可能。加えて渡瀬の役回りなど最後まで煮え切らない展開にも唖然。総じて低調な90年代諸作の中でも低位作。ぱーこ, ぽんしゅう[投票(2)]