コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] デンジャラス・ビューティー(2000/米)

すべからく「美」とは、「可能性」とそれに向かいゆく姿。
uyo

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







意外に女の子同士の、「さわやか友情もの」が楽しかったです。優勝した娘(コ)は、ずっと「やってみたい」と思いつつ、自分で自分に限りをつけてしまっていた事を乗り越えて、自分の可能性を解き放ったからコンテストにも勝利したのだな、と、このお話の中ではそうなっている所が、単に「見かけがきれいだから優勝しました」ではない所が、前向きでまっすぐでイイなあと思いました。実際、あの火のついたバトン技はすごいっす。逆に考えれば、あんな凄い事が出来るからこそ、あの女優さんが選ばれたのでしょうけども(笑)。

あと、ぎりぎりで何にも準備出来ないヒロインを見かねて、みんながよってたかって身支度してあげようとする瞬間。あのシーンがこの作品で一番好きです。

ちょっとした不満はねえ、彼氏とのロマンスが、「キレイになったからうまく行きました!」と言うよりも、外見関係無しで、むしろそれとは反対方向に進んで、きれいになっちゃったからなんか彼が意識しちゃってさ、「昔のお前に戻れよ!!」とか言うの。「私がきれいになったから好きになったわけ?」「お前の中身が好きなんだよ!」なーんつてね、そんなストーリー展開が個人的に好みです。あははは。美人は基本的に好きですけど。自分がきれいになる努力をするのも好き。人がどう思うかはさて置き(^^;)。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (2 人)はしぼそがらす[*] Kavalier[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。