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[コメント] 愛を殺さないで(1991/米)

あとでクレジット見たら、監督がアラン・ルドルフだった・・。あかんなぁ。
ざいあす

取調室での尋問から、回想シーンが交錯するスタイルで、サスペンス的な盛り上がりは無いが、バレそうなスリルで最後まで持たせる。

デミ・ムーアは、不安や怒り、悲しみ等々多様な感情表現で新境地の役柄だが、いかんせんストーリーがいまいちで、あとに残るものが無い映画。いちおう最後に「新事実」が明らかにはなるが、予想できる範囲で、どってことはない。犯人探しの謎解きがなければ、あとは生き様を掘り下げるしかないでしょ。

アラン・ルドルフ監督は、かつて「トラブル・イン・マインド」や「チューズ・ミー」などスタイリッシュな映像の中に都会の人間の生き様を描く、イケてる監督の記憶があったのだが・・。ジャズ風の音楽と街の情景描写にその片鱗がうかがえるのみ。

ブルース・ウィリスって、うすハゲやスキンヘッド以外は全部変装にしか見えないなあ・・。

(評価:★3)

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