[コメント] アデルの恋の物語(1975/仏)
私はこの作品のアデル(アジャーニ)と、『テス』のナスターシャ・キンスキーを対比して考えてしまう。テスは己の運命に殉じた女、それに対してアデルは己の運命に敢然と逆らった女。アデルの方が現代的なキャラクターなのだろうが、現在の世の女性にこれほどの強い意志を感じさせる人はどうもいない。私は恋愛のウーマンリブの到来を切望する。日本人女性は特にこの点において、後れているように思う。
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