死ぬまでシネマさんのコメント: 更新順
花様年華(2000/仏=香港) | アジアの匂い(臭い)が画の隅々にまで立ち籠める。香港=シンガポール=カンボジア、裏路地=長雨=熱帯夜。裡から決して陽の許へ出すことのない、情念。3.8点。 | [投票(2)] | |
2046(2004/中国=仏=独=香港) | 『花様年華』を知らずに観て、しまった!と思ったが、この観方でも良いのだと判明。寧ろもう1回『2046』を観る楽しみが出来た。自分に「メメしいオトコ」を感じるひとにお奨めです。3.9点。 [review] | [投票(1)] | |
逆境ナイン(2005/日) | 島本和彦のカルト漫画が原作とは、ふふ…原作はさぞかし面白いんだろうな。フッ、だがな、幸いにも俺は原作は読んでないんだぁー!! 知・ら・ぬ・が・仏!!!! …で、☆3.7点。 | [投票] | |
ファンタスティック・フォー[超能力ユニット](2005/米) | 印象に残りようがない映画。夏場に歩いてたら咽喉が渇いて缶コーラ1本飲んじゃったよ、勿体なかったな、と言うような映画。2.9点。 | [投票] | |
シン・シティ(2005/米) | 「コミックを映画にするのではなく、映画をコミックにしてやるんだ」とか? ほんとアメコミは詰まんないね。2.8点。 [review] | [投票(2)] | |
シンデレラマン(2005/米) | 映画そのものは「本能的に」良かった気にさせる造りだが、映画がストレートに訴えてくる感動の内容が、現在既に胡散臭いものになっているのだ。その捻れ現象故に不快感あり、これも直観的な「嗅ぎ分け」だと思う。3.5点。 | [投票] | |
銀河ヒッチハイク・ガイド(2005/米=英) | なんか小ネタが全然解らなかった…。冒頭のインパクトも持続しなかった(大統領のインパクトも)。パーティでのトリリアンは美しかったが、あとで再会してもぼくなら彼女だと気がつかなかったかも。3.0点。 | [投票] | |
ウィスキー(2004/ウルグアイ=アルゼンチン=独=スペイン) | 色々考えさせられたし心の動きは解るけど… 詰まんなくて眠かった。2.4点。 | [投票] | |
海を飛ぶ夢(2004/スペイン) | 最初は映画に入り込んで行けるか懐疑的だった。しかし後半ずっとずっと涙が止まらなかった。こんな事は初めてだ。個人的に★5点。 [review] | [投票(1)] | |
パープル・レイン(1984/米) | 殿下は結構良かったと思うが、家に帰ると親がキングとクィーンでないのが妙にリアルで尚良い。今となっては可愛い映画なのである。 | [投票] | |
チャーリーとチョコレート工場(2005/米=英) | 今ひとつだった。理由はデップが全然弾け切れてないからである。『ムーランルージュ』の時にも主演2人にもっと弾けて欲しいと思ったが、ここは『ビッグフィッシュ』繋がりでユアン=マクレガーが大口開けてやった方がしっくり来た気がする。3点。 [review] | [投票(2)] | |
トーク・トゥ・ハー(2002/スペイン) | 介護士ベニグノの想う気持ちが主題であり、その為に記者マルコの物語が語られ、その為に闘牛士リディアの存在がある、のなら少し残念だ。片想い・未練・恋人の過去・恋人の裏切り・憐憫と友情、…どの項も辛く切ない人間の性だからだ。 | [投票] | |
オール・アバウト・マイ・マザー(1999/仏=スペイン) | 「どうしようもない傷を負った人間」が「それでも尚生きてゆく」物語。現実は厳しい。しかしぼくらは監督から「それでも尚生きて行かなくてはいけないんだ!」という強い励ましのメッセージを受け取って劇場を出てゆく。4.2点。 | [投票(2)] | |
アイランド(2005/米) | 様々な先達を抜き去るノイエスは無かったので4点には達しなかったが、まずまずのSFです。☆3.7点。 [review] | [投票(1)] | |
サマータイムマシンブルース(2005/日) | 絶妙な作りで『日常のSF』を描き切る。ちょっと綺麗過ぎるかなと思うと、ああ本広克行監督かい。4.3点。 [review] | [投票(4)] | |
奥さまは魔女(2005/米) | 可か不可か、と訊かれれば、不可、の映画。でもキッドマンが可愛いのは否めないので2点は偲びない。 [review] | [投票(1)] | |
13階段(2002/日) | 主演の反町隆史をはじめ、各俳優の演技は良かった。ただ、観客の中にこの映画に呼応する痛みがないと、説明不足やご都合主義に目が行ってしまいそうなのが、この映画の難点(限界)だろう。4.0点。 | [投票] | |
死に花(2004/日) | 青島の配役はgood。宇津井健は分相応なんだけどもっと活躍して欲しかった。各老人がもう一寸「技能」を発揮してくれたら…逆にステレオタイプになってつまらないのかな? 最後の山崎の「解放」は、これは現実の中で夢を見ようってファンタジーなんだから、あれでいいのです。3.9点。 | [投票] | |
亡国のイージス(2005/日) | 恐らく今回も矛盾だらけでアナだらけなのだろうが、ぼくは日本人故に今回は大甘の☆4.3点なのである。 [review] | [投票] | |
電車男(2005/日) | 悪い映画とは思わないが今ひとつパッとせん。同じ材料でももっと良くできる気がするので詰めが甘いという事だろう。2.9点。 [review] | [投票(2)] |