[コメント] 忠臣蔵外伝四谷怪談(1994/日)
佐藤浩市がハマり役。格好良さでは『魔界転生』('03/平山秀幸監督)が一番だが、どうしてもダサくなる「佐藤浩市らしさ」では本作が一番なのではないか。『敦煌』('88/佐藤純彌監督)以来の彼の系譜の完成形だと思う。
浩市っちゃんに留まらず、この映画には見所がオッパイ、もといイッパイなのである。妖怪ファミリーの石橋蓮司・荻野目慶子・渡辺えり子は暗闇では無く白昼の陽炎の中にゆらゆら現れるのである。カッと見開いた荻野目! 乱舞競演の妖しさ・豪華さ(一つで充分ですヨォ!)は、『里見八犬伝』の志保美悦子や岡田奈々に匹敵するか或いはそれを凌ぐ。
そして何気に津川雅彦が格好佳い。この人、浩市君と同じで他人が言う程、本人が思ってる程格好良く無いとワタシは思ってるんだが、この作品に限って佳いのである。
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