[コメント] 殺人の追憶(2003/韓国)
スリルでもサスペンスでもない。どうしても犯人を捕まえられない刑事たちの苛立ちを描く記録である。4.0点。
手掛かりが得られないまま新たな被害者が出現、容疑者は見つかっても自白も証拠も得られず次第に自分自身をも信じられなくなってゆく苛立ち…。最初は自分流儀のやり方で、事件を「仕事」として楽しみながらこなそうとしていた刑事たちが、挫折を重ねるうちに心身共に追いつめられていく様は壮絶である。
しかしペペロンチーノさんの云われた通り、人物描写にどうしても詰めの甘さが残り★4つ止まりとなった。
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