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[コメント] エリザベス ゴールデン・エイジ(2007/英=仏=独)

すっかり前作を忘れてしまった私は2本連続で観賞。名作の域には惜しくも達していないが、凡百の作品には及びもつかない風格あり。☆3.8点。
死ぬまでシネマ

スペインの無敵艦隊って対英戦の為に建造された艦隊だったの? じゃぁ無敵艦隊と言えないではないか。

とはいえ、王としての悩み、女性としての悩みと共に様々な内患と戦う前半から、国家の存亡をかけた決戦へと突き進む後半は物語性に溢れ、視応えがあった。ケイト=ブランシェットに対しては最早何の説明も要らず、安心して視ていられた。外海からの強大な敵襲というクライマックス、これは「北条時宗」と全く同じ構造なんですね。時宗も脆弱な国内政治に苦しめられ乍ら、来るべき蒙古襲来に全身全霊(多分)で立ち向かった訳で。

     ◆     ◆     ◆

1997年『オスカーとルシンダ

1998年『エリザベス』英アカ賞主演女優賞/GG賞主演女優賞/米アカ主演女優賞ノミ

1999年『リプリー』英アカ賞助演女優賞ノミ

   『理想の結婚

2000年『ギフト

2001年『LOTR:FOTR』エルフの女王;ガラドリエル

   『シッピング・ニュース』  『シャーロット・グレイ

2002年『LOTR:TT

2003年『LOTR:ROTK

   『ヴェロニカ・ゲリン』GG賞主演女優賞ノミ

2004年『アビエイター』米アカ助演女優賞/英アカ賞助演女優賞/GG賞助演女優賞ノミ

2006年『バベル』  『さらばベルリン

   『あるスキャンダルの覚え書き』米アカ助演女優賞ノミ/GG賞助演女優賞ノミ

2007年『本作:ゴールデンエイジ』米アカ主演女優賞ノミ/GG賞主演女優賞ノミ/英アカ賞主演女優賞

   『アイム・ノット・ゼア』GG賞助演女優賞/米アカ助演女優賞ノミ/英アカ賞助演女優賞ノミ

2008年『インディ・ジョーンズ:クリスタルスカルの王国』  『ベンジャミン・バトン 数奇な人生

まさに黄金期。これからは最強の敵、マリア=テレジア …もといメリル=ストリープと闘い乍ら帝国運営して下さい。

(評価:★3)

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