[コメント] ブラインドネス(2008/カナダ=ブラジル=日)
ハードSF人間群像として見事。日本人キャスト2人の大健闘に拍手喝采。☆3.9点。
物語舞台が非常に限定された閉鎖空間になるのは、スペイン語圏では高名な原作であるとの事なので、予算の問題という訳ではないのだろうが(「SF」では敢えてそうした設定にしたりもする)、 それでも …何か物足りなさを感じた。主人公だけが見えている事、そして(彼女以外)「全てのひと」が見えなくなる事への追究・肉薄感が足りなかった気がするのだ。もう一つ「何か」が見えてきて欲しかったと言うか…。
映画を観賞した頃、丁度従軍慰安婦の本を読んでいただけに、「あのシーン」には胸苦しいものがあった。…
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