役所広司のギラギラした演技が悪く出ている。相手がイケ面ちょいボケ演技の福山だから何とかバランスが取れているけれど。役所に殺人犯をやらせるなら使い切る覚悟が無いと。でもそんな映画もうあった気もするし。

そういう目で見ると福山は抛っといたとしても、 広瀬すず・満島真之介・リリーフランキーじゃなかった吉田鋼太郎・斉藤由貴と、みんなステレオタイプな演技だよなー。

結局、この映画は日本の裁判を描きたかった様に見える。それなら納得出来るが、それなら『ボクはやってない』に完全に負けてるし、１本の映画としての力が無いし、役所を連れて来てギラギラさせる必要なかったんじゃないの？と言いたくなる。