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[コメント] 勝手にふるえてろ(2017/日)

結論として松岡茉優は演じるべき妄想女を全く演じられてないし、割込み男(渡辺大知)も全然応援したくないので、話としてはどうしようもないのだが、☆3.6点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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そんな訳ゃネーんだが何れにしろ松岡茉優が可愛いのだ。だから結局愛玩動物として最後まで楽しんでしまった。

本当は、彼女は<妄想女>を完全に演じきるべきだった(多分彼女は自分の演技に自信があるのだろう、演技は上手いよ確かに、でもそうじゃネーんだよな、お前が演じてるのは<妄想女>じゃネーんだよな)。

もし松岡が<妄想女>を演じきっていたとしたら、割込み男がすべき道は2つ。一つは妄想女の妄想を完全に破壊し、彼女を外の世界へ覚醒させる事((1).古典的)。もう一つは妄想女の妄想を理解した上で隔絶した関係をも飲み込んで愛してしまう事((2).現代的 →cf.『愛がなんだ』)。

作品はそのどちらでもなく、相互理解と共存を匂わす。そんな訳ゃネーダロ!

(評価:★3)

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