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[コメント] 偉大なるマッギンティ(1940/米)

コメディの中に大人の強さ・優しさ・厳しさがあり、昔の人は凄いなぁと尊敬の念を抱いてしまう。☆3.7点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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最初に2人の男と言っておいて、トミー(L.J.=ヘイド)は冒頭のダシに使われただけで、話は結局ダン=マッギンティ(B.=ドンレヴィ)だけ。題名が『The Great McGinty』なのだから詐欺とは言えないが、2編のオムニバスにしても良かったのではないか。トミー編も銀行と金の悲喜劇の様だし。いや、P.=スタージェスはその心算だったのかも知れない。

ま兎に角、マッギンティの話は面白かった。有能な美人秘書が浮気OKの契約奥さんになってくれたら、強権肌の汚職議員には最強ですな。バツイチ・子持ちなんのその。マッギンティが元々苦労人の叩き上げだから、どんな艱難辛苦も屁ッチャラなのが快い。タフで短気なのに才気もあって陰湿でないから、只の脳筋マッチョではないのだ。親友で極悪人のヤクザ者(A.=タミロフ)と州庁舎の知事室で本気の殴り合い。正義に目覚めたが、権力は正しく使おうとすると奪われる。

     ◆     ◆     ◆

奥さんのM.=アンゲルスもいいんだけど、仮に実物がちょっとオブーでも、あんな良妻賢母なら100%オKなんだけど、何気に気になったのが冒頭のS.=ドゥナ。役名が「The Dancing Girl」しか与えられてないのは酷過ぎる。酷い顔で酷い踊りをし乍らの登場なので「何じゃこの女は」と思ったが、カウンターに座った途端、思いやりに満ちた魅力的な美人に早変わり。この辺もスタージェス流演出なのだろうか。

(評価:★3)

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