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[コメント] 大河への道(2022/日)

成程、大河には…。☆3.7点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
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江戸城での伊能図お披露目は流石に圧巻。子供の頃から尊敬する人物の筆頭株だった「伊能忠敬」。第二の人生で大業を成し遂げた、しかも江戸時代にってのが凄い。でも本作、橋爪 功も言ってたけど伊能忠敬自身は出てないのだ。

大河ドラマに、ってのは考えたんだけどねー。只管測量の人生は単体では無理なんですわ。周りに余程のドラマが無いと。昨年の大河「青天を撞け」も、もうちょっと何とかならんかったかいと言う程実業界がドラマに出来てなかった。だから本作の様な事情は却ってドラマになるかもね。

中井貴一のコメディは嫌いじゃないんだが、大河どころか映画でもダレたねぇ。松山ケンイチの見事なリリーフ振り。岸井ゆきのも上手く組ませりゃもっと楽しくなったのだが。北川景子は意図的なのか、あの棒読みは勘弁。

天地明察』('12)と事情は似ている。この際渋川春海やエレキテル平賀、杉田&前野と連作で江戸全体を描いて、「四神の時代」とかどうかな? 北大路欣也の家康再登板でお願いします!

(評価:★3)

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