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[コメント] ダンボ(1941/米)

ディズニーの志は後継者によって変質して行ったのだろうか? ☆3.9点。
死ぬまでシネマ

非人間的(反生物的ですらある)で商業主義(拝金主義)と子供騙し(似非ファンタジー)の権化とも言えるディズニー園、しばしば(常に)ひとを落胆させる最近のディズニー映画を思い浮かべて再見すると、1941年のこの作品との違いに驚く。

ひた向きな母象との母子愛。冷淡で卑怯姑息な中年女象たちによる噂話と村八分、それに対して義憤にかられるネズミの友情。酒?或いは泡立つ粘稠な液体(薬物)を呑んで見る絢爛で悪魔的な幻夢。そのトリップ中に果たす偉業。魅力的で人間的な世界が溢れている。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)りかちゅ[*]

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