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[コメント] 担え銃(1918/米)

第一次大戦の最中に戦意昂揚映画を委嘱され、20代の青年が作った映画。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画の爆笑ネタの一つ一つが兵隊の生活に根ざしている、そのリアルさに驚く。そしてその面白さ。この青年は間違いなく天才である。

そして、20代にしてこの映画には深く強い決意が込められている。公開直後に欧州大戦は終結し、彼は糾弾されるのを免れた。

最後の皇帝の拉致は夢オチに繋がるファンタジーだが、若さ故の諸事情と言うべきか。後年になると彼はこういうシーンは創らなかった。

(評価:★4)

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