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[コメント] ムッソリーニとお茶を(1999/伊)

生き方の違いはあっても信念を持って貫く志は通じ合える、という映画。3.8点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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 勇ましい「サソリ族」中心の映画だが、彼女達が軽蔑するアメリカ女に思わず1本取られ、その借りをきっちり返す、という設定が潔く、快いのだ。

 シェールは実は「サソリ族」に共鳴している、「サソリ予備軍」だったのである。または「あんな勇ましいオバアチャンたちって若い頃どうだったんだ?」と思うと、それは実はシェールなのである。パーティーを前にハシャぎ回る連中をよそに、堂々たる彼女の様よ。

 女達に較べ、男共の何と情けないことか!

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)はしぼそがらす[*] シーチキン[*]

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